「リョーヘイ君の笑顔、とっても素敵なのよ。私はあの日、その笑顔に凄く救われたの。 でね?私も何かリョーヘイ君の力になれるような事があったらいいなぁ…って。 だから愚痴でも何でも聞いちゃります!」 そんな言葉をエナさんから聞けるなんて 「エナさん…」 そっか… エナさんの言ってた“お礼”って… 「私が素直になる事なんてかなり珍しいんだから、リョーヘイ君も今日はその珍しい事に乗っかってよ?」 そっかぁ。 「ありがとう」 僕も少しはエナさんの役に立っていたのかも しれないのか…