そういう訳なので、本当はシンジの世話を焼いてる場合ではないのだった。


だけど、シンジは考えられないくらい不器用だから……。


「仕方がない」


僕はゆっくり起き上がってベッドに座り、メールを開いた。


《 リョーヘイ!

  俺、ミナさんと

  付き合う事になった!

  ありがとな〜!!!!  シンジ

  [添付ファイルQ]       》