…「おせーぞーっ!」
僕が着いた時には、もうみんな集まっていた。
驚いて時間を確認するが、時計を見たら集合時間5分前。
みんな張り切りすぎだろ。
苦笑混じりで手を上げた。
今日のメンバーは全部で7人。
お馴染みのカズ、タケ、誠二。
明日可にミキ。
そしてなんと、誠二の彼女。
僕は誠二に彼女がいたなんて初めて知った。
中学の頃からの付き合いらしい。
でも彼女と誠二の成績があまりにも違ったため、つまり、彼女の頭に誠二がついていけなかったために、高校は別々だったようだ。
誠二の彼女と会うのも、このキャンプの楽しみの1つだった。
「よっしゃ、全員集まったか!」
門の前には、大きなワゴンが止まっていた。
カズの親父さんが、キャンプ場まで連れて行ってくれるのだ。
僕たちは荷物と大きな期待を積み、ワゴンへと乗り込んだ。



