…あとがき…
私がこの作品を通して問いかけたかったことは、2つあります。
『永遠』と『過去』です。
私達は生きています。
生きている限り、必ず死は訪れます。
じゃあ、永遠は存在しないのだろうか?
海とか空とか宇宙とか、
それ以外にはないのだろうか。
人の気持ちの中には、ないのだろうか…。
私は未だにわかりません。
人の気持ちは移りゆくもので、永遠なんてないのかもしれません。
でも、人は恋をします。
恋をすると、人は永遠を望みます。
それがほんの一瞬でも、永遠を望みます。
私は修平と明日可、二人を通してひとつの永遠を形にしたかったのです。
二人は一度、『死』という永遠を捨てます。
『死』は、永遠です。
でも私は、永遠はそれだけではないと思いました。
例えば空や海が永遠であるように、
きっと永遠はひとつじゃない。
もしかしたらほんの幼い恋の中にも、小さな永遠は存在するのかもしれない…。
…答えは未だにわかりません。
修平と明日可の愛が、本当に永遠であるのかもわかりません。
でも、私は信じたいです。
信じる限り、それは在るのだと。
…皆さんは、どう思いますか?



