「…行こっか」 僕は明日可の手を握る。 「きっと今頃、満開だよ」 僕等の目があう。 あの日々の様に、明日可の黒目がちの瞳が揺れる。 「…うん」 手を握り 肩を並べ 僕等は歩き出す。 きっと待ってくれている、 僕等の小さな宇宙へ向かって。 …そこにはもう 幸せのピースは、揃っていると思うから。