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さわさわと森の木が揺れる。
微かな虫の音が響く夜の闇の中で、僕等は、お互いをただ抱きしめていた。
明日可を感じる。
体温を、
息づかいを、
心臓の音を。
きっと僕等は、まだまだ道に迷うだろう。
辛くてやりきれなくてどうしようもなくて、また、同じ道を辿るかもしれない。
…それでも僕等は、約束をした。
ようやく見つけた永遠を捨ててまでも、僕等は約束を交わしたんだ。
それは簡単な様で、とても難しい。
でも、それでも僕等は約束したんだ。
『生きる』ことが、
僕等の約束だった。
永遠なんかなくったって、
僕等はこの温もりを、『今』を守り抜く道を選んだ。
そう
例え…
2人、一緒じゃなかったとしても。
未来に、2人一緒に行けなかったとしても。



