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「は~っつめてーっ!」
「でもうめぇ~っ!」
僕たちはこの寒空の下で、これまた寒々しくソフトクリームを食べていた。
生チョコ入りソフト。
寒いけど、これがヤバいくらいうまい。
「おい!そこ並べ並べ!」
ソフトクリームを持ったみんなに向かって、僕はシャッターを押した。
小樽は、綺麗な街だった。
クリスマス前だからか、いたるところでライトアップの準備がされている。
このライトが灯るのは、もう少し暗くなってからだろう。
僕はライトの灯ったこの街を想像し、早くシャッターを切りたくてうずうずしていた。
「土産買おうぜ、土産!瀬堂さんのも買わなきゃだしな」
僕たちは土産売り場で、大量に買い込む。
かの有名な『白い恋人』や生チョコ、もちろん塩ラーメンもバッチリ買った。
僕たちの両手が土産袋で塞がった頃、外はいい感じに暗くなっていた。
ライトが灯るのも、もう時間の問題だろう。



