コスモス



……………

旅行2日目。

今日も晴天。

絶好のスキー日和だ。

雪が太陽に反射してキラキラと輝く。
明日可が見たら、きっと『宝石みたい』とか言うんだろうな。

ふっと微笑み、僕はシャッターを押した。






…スキーはレベル別に分かれていた。

スキーが初めてのカズとタケは初心者クラス。
経験者の僕と誠二は、上級者クラスで滑った。

久々のスキー。
僕のテンションはあがりっぱなしだ。

スキー場ならではのウインターソングを聞きながら、ウキウキとリフトの列へと並んだ。










…「キャッ」

ドシャッという音。

僕らの並ぶ前で、女の子が尻餅をついていた。

よくあることだ。
タイミングを間違うと、リフトに乗り損ねる。

「大丈夫っすか?」

すっと前に滑り、手を差し出した。

「あ…すみません」

小柄なその子が上を向く。



「「あ」」




…驚きの声をあげたのは、多分僕もミキも同時だったと思う。