卒業式当日。 俺は、決心がついた。 夢果の親父、おばあちゃん、おじいちゃん。 これでいいよな。 3人は、OKしてくれるよな。 そう、空に問いかけると。暖かい風が俺の体を包んだ。 「ありがとうございます。」 その足で、俺は学校に向かった。