夢果said 「望夢、帰ろ☆」 「ああ。」 そんな、会話を毎日聞いて、私の耳は腐りそうだ。 好きな人に彼女が、できるのはしょうがないんだから。 でも、本当に幸せそうで… 「夢果?」 「ん、菜月(ナツキ)、どうした?」 「夢果、伊織(イオリ)先輩が呼んでる。早く、行って。」 誰、伊織先輩って…。 「う、うん。」