いわゆるここは東京の眠らない街にある 人気№3に入る1つのキャバクラだ。 私はここで№2を誇るキャバ嬢である。 トークの上手さ、お酒を入れる技術、 キャバ嬢にもいろいろな技術が必要なのだ。 「あら、雫ちゃん」 部屋からお酒を持って出てきたのは №1を誇るココの店長の早苗さんだった。 「こんばんわぁ、早苗さん」 「待ってたわぁ~、雫ちゃん待ちいっぱいよ」 「わかりましたぁ」 私は荷物を放り投げて 化粧ポーチとハンガーにかかってるドレスを取った。