俺様王子と年上の姫



会社を出ると


柱に寄っかかってる人影


それは…ー柚斗だった


待っててくれたのは


これが初めてだったから


嬉しくなった


「柚斗?」


柚斗はびっくりしていた


「おせぇ」


「ごめん、仕事終わんなくて」


「なら仕方ねーな」


柚斗は歩き始めた


「なぁ!」


「なに?」


「俺は里奈のことちゃんと待ってるからな!先になんて絶対寝ないし」


嬉しくて


胸がきゅんきゃんした


「それに…」


あたしの耳元で柚斗は


"毎晩えっちしたいし"


そう言った


あたしの顔は真っ赤。