俺様王子と年上の姫



はぁー…柚斗寝てるかな


「あれ?神崎?」


振り向くと


上司の秋山さんがいた


「秋山さん!」


「まだ企画書か?」


「はい!早めに仕上げようと思って」


「そうか、そうえばさっきつなぎ姿の男が会社の前で待ってたぞ」


えっ?


つなぎってまさかー…


あたしは荷物をまとめた


「神崎?」


「すいません!やっぱり失礼します!!」


あたしは秋山さんに


頭を下げて走った