あたしと龍が付き合って もう2ヶ月がたった。 龍は毎朝あたしの家に 迎えに来てくれる。 「…おはよ」 玄関の扉開けると 眠さのあまり不機嫌な 龍が立っていた。 「おはよ、じゃ、行こ」 「ん、はい」 龍はあたしに手を出す。 その手をあたしはしっかり 繋いだ。