――――バンッッ 「……ってぇ」 「……きゃ!」 朝っぱらから誰かにぶつかって不機嫌な俺はそいつの顔を見て機嫌がMAXに回復した。 「す、すいません」 や、やべえ。 川原 梨沙じゃん。 川原 梨沙っつーのは ここら辺で1番可愛いと 言われている女だ。 ―――俺は一目惚れをした 少し潤んだ瞳なうえに 上目遣いでこっちを見てくる。 「ん、いいよ」 とは言ったもののこんな簡単に 手放してたまるか。 「あ、ありがとうございます」 そう言って去ろうとした 梨沙の腕を掴んだ。