――――――――――――――― ――――――――― あの頃の俺はもう 『野球命』だった。 野球にしか興味がない 他はどうだっていい もう野球、俺の人生も野球で終わるんだと…思ってた。 君に出逢うまで。 あの頃だって女に興味がない 違う生物みたいに思ってた。 明るい髪の毛にきつい香水 喋り方なんて意味がわからないし、とりあえず分かり合えない存在なんだと…思ってた。