どーるぷりんせす



「じゃあ祐くん、結衣をよろしくね!」

「おう。じゃあな」

「舞、駿くん、ばいばいっ!」

「バーイビーっ!」



カラオケが終わって外に出ると、もう辺りは真っ暗だった。

冬独特の空気が漂っている。



「寒くない?」


祐くんがマフラーに顔を埋めながら言った。

「大丈夫!それより送ってもらっちゃってごめんね?」

もう暗いからという理由で、祐くんに送ってもらうことになった。


あたしは少しでも長く祐くんと一緒に居たいから嬉しいんだけど

祐くんが嫌だとか思ってたらどうしよう。


「や、まだ結衣と一緒に居たいし。それに女の子を守るのが男の仕事だろ?」


ニコッと笑う祐くん。

あたしは恥ずかしくなって俯いた。