皆の部屋を全部回っても見当たらない。




私は壬生寺に行ってみた。




そこには眠る総司と総真と美湖の姿があった。




私は内心ホッとしながら3人に近づいた。




そして。




『総真!!美湖!!』




すると3人はすぐに起きた。




総真と美湖は私を見るなり少し顔が強張った。




私がこれから言おうとしていることが解ったのだろう。




総司の背中に二人とも隠れた。




でも、私は見逃してやるほど甘くない。