夕方になるとお梅さんは帰って行った。




私も夕飯の支度をしに台所に向かった。




今では食事の支度もやっている。




台所に行くと沖田さんと斎藤さんが居た。




『今日は二人が当番なんですか??』




「あぁ。それより園田…味噌汁の味見をしてくれないか?」




斎藤さんの味噌汁…。飲みたい!!味見したい!!




『喜んで!!』




私は勢いよく返事をした。




斎藤さんは一度だけ微笑んだ。




斎藤さんとは最近良く話すようになった。




斎藤さんは巡察の帰りには何か甘味を買ってきてくれる。