オタク男子

彼氏が、いるからって。

自分の気持ちに、嘘ついてた。

もう、全部吐き出しちゃいたい。

「でね・・・こうだったの」

「・・・、そっか。辛かったね」

よしよしと、頭を撫でてくれる。

洸ぁ・・・。

「でもね?ふふっ、はははっははは!!」

「え?」

「なんで、唯姉そんなにははっ!おかしい!」

「何がっ?!」

こんなに、真剣な顔してるのに!!