でも、学校が終わると。 帰り道にあるあの河川敷に、自然と向かっていた自分がいて。 そしてまた、あたし以外のみんなも。 そこに行くと…当たり前のように座り込んで集まっていた。 『おいミチー!』 『遅かったじゃーん?』 そしてあたしに気付いたナオとマナが、そんな言葉をかけてきて。 ふとそんな二人から視線を少しずらすと、 翔とタクも…いつもの場所で座り込んでいた。