「・・・・・・!!・・・・・・っ!!」





(うるさい・・・せっかく人がいい気持ちで寝ているのに・・・)





なにやら騒がしい声がして目が覚める



だがまだ眠たくてまぶたは明けない





でも





「――――――――――てる・・・!!」





(あれ・・・この声は・・・・)





遠のく意識の中で聞こえたその声は確かに、今日私の頭ん中から離れないその人・・・







(瑞乃の声・・・?)








瑞乃太陽の声だった。