ドン・・・と鈍い音がして少し体に衝撃がはしった だが、神様は案外優しくって私をまだ生かしてくれるらしい いや、もう死んでしまって天国にいるのかもしれない (・・・どっちでもいいな・・・ どっちにしろ、この温もりはとても気持ちがいい・・・ それに、 瑞乃の匂いがする・・・。) 私はそうして、静かに意識を手放した。 これが私の人生を大きく動かすことになると知るのは、まだ先のことなんだが・・・