……………



「え!?!?」



しばらくの沈黙の後、村沢はびっくりするくらいの大声で叫んだ。



「お……俺、ん家?」



「…うん。」



言っちゃった…
もう後には戻れない。



そう吹っ切っちゃえば、意外と冷静になれた。



そして、私と交代で動揺しまくりの村沢に、今日は私1人なんだということを告げた。



「そう、なんだ……」



「ダメ…かな?」



必死に考え込む村沢を見上げ、私は聞いてみた。



「え…あ、いや…ダメとか…そんなんじゃない。確かに、美咲を1人にさせるのは……嫌だ。でも……」



もしかして…
やっぱりそういうこと?



男の人って、誰でも考えちゃうものなのかな…?



「俺ん家……汚い、ぞ?」



「…いいよ。」



「飯……ないし。」



「作ってあげる。家にあるの…持って行けばいい。」



「……っ///」



その反応、わかりやすい…