――… え… 今から、来る、の ? 誰、なんだろう。 あたしの“ファン”というのは… でも。 あたしは、なんとなく心当たりがあった。 メールの文面から滲み出ている柔らかい物腰や、穏やかな人柄… 多分、“トンガリさん”の正体は―――… 「… 深夜の、お届けものです。」 「……… やっぱり。」 DJブースのガラスに映った 三角帽子の男の子は 天使のように微笑む、シュンくんだった。