S・S・S








『あたし、トウマのことなんて好きじゃないわよっ!』 


『そうか。俺もお前のことなんか好きじゃないぞ。安心しろ。』




―――――…




ぐっさり突き刺さったトウマの言葉が、抜けない。



痛い。

リアルに、胸の真ん中あたりが痛い。



なまじ大好きな声だけに、『好きじゃない』のダメージは大きかった。



・・・あんな言い方しなくても良いじゃん。


主人公なら、あたしを後ろから抱きしめて

“ふっ、俺はお前のこと好きだけど?素直になれよ、サラ”

とか何とか言いなさいよ!超・俺様のくせに!!




そんな一人悶々とする夜でも。



驚いたことに

お客さんやスキー場スタッフからの番組メッセージに、元気をもらえてる自分がいた。