あたしは激しく混乱していた。
アノヒト、のせいで。
どういう事だろう。
シュンくんは、もうここにいないのに。
どうして
“トンガリ”さんから、メッセージが来るの?
偶然、なんだろうか?
たまたま同じラジオネームで、違う人が投稿してきた?
…ううん、違う。
アドレスは一緒だし、最後の▲マークも今まで通りだ。
じゃぁ、シュンくんが、SNSを見てメッセージをくれた?
…それも違う。
だって、ヴァンヘイレンのJumpはいまここで流れるまでみんなには知らされていなかったことだ。シュンくんがここにいて聴いているならともかく。出入り禁止になっているのに、無理だろう。
それに…
もう、彼は、あたしに構う理由がないもの。
あの時の言葉が本当なら、恋愛ゲームに失敗した時点であたしへの興味も無くなったはず。
だ、としたら…



