S・S・S



どうでもいい…?


「シュンく…っ!」

「サラさんだって、ぼくのこと嫌いじゃないんでしょ?」

「き、嫌いじゃないけど…っ!」

「じゃぁ、いいじゃないですか。」

「よくないっ!!」


“じゃぁ”ってなによっ!?
“嫌いじゃないから”程度で身体を許して、たまるかぁっ!


「あたし、好きな人がいるのっ!そ…その人じゃないとヤダっ!」

「…大人のくせに。可愛い人ですね、ほんと。」


シュンくんは、止まらない。
あたしは両手の自由を奪われ、昆虫標本のようにテーブルに縫い付けられる。

かなり絶望的な体勢だ。


「どうせワンシーズン限りの恋なら、楽しみましょうよ。」

「や………」

「とりあえず、今回はボクの勝ち。」

「やだぁ……っ!」

「いただきます、」


這い回っていたシュンくんの舌が胸の先端に辿り着いた瞬間、全ての感情が一瞬無になった。


「…た………・」

だれか。



「たすけて…っ!だれかぁっ!」




――――助けて――――――…っ