S・S・S



――――…



「スキー場だよな、確か」

「あぁ、ゲレンデラジオのS・S・Sだ。」



、、、、、、へ?





低い2つの声にまさかと思って振り返る。

まさか、じゃないよね。

この場合、やっぱり、と言うべきよね。

いや、冷静に言葉の選択について分析している場合でなくて。




「ぎゃーーー!!いつから!?いつからいたのっ!?」


あたしのさっきの発言の数々、よもやお耳に入ってないわよね、ふたりともぉっ!?



「…たった今だ。なんだお前、オレに聞かれたらマズイ話でもしてたのか?」

「いやいやいやいやいや…っ!滅相もございませんっ!やっ!いひゃいっ!」



トウマが含み笑をしながらフニ、とあたしの頬をつねる。

そういうの、やめてっ!

だからやたらに触らないでってば!この帰国子女(メリケンボーイ)っ!




「……で、何話してたんだ?」