S・S・S




――――… へ?


振り返ると、今度はトウマが怒ったような顔をしていた。



“アイツに惚れた”…?

アイツって、奏さんのこと?

どうして?




「何、言って……」

「――…違うのか?」

「ち…っ!違うに決まってんでしょ!バカっ!!」



大崎並みにスカタンじゃないの!?

あたしが、奏さんを、好き!?

何をどうしたら、そういう結論に至るわけ!?
ったく、どこに目ェつけて歩いてんのよ!




「……ならいいんだが。」

「よくないっ!!!」


あたしの必死の形相が余程面白かったのか、トウマがふと表情を崩した。




「ばぁか。――…なんて顔してんだ、お前。」



からかうようにそう言って、トウマの手があたしの頭上に伸びた瞬間だった。

会場の照明が一気に落とされ、周囲は真っ暗になった。



そして―… 

ミラーボールサテライトに

超・ご機嫌なDJが、登場した―…!