「2人とも、放送終わってから来たんでしょ?よく間に合ったねっ!あたし達、ゲレンデからここまで相当時間かかったのに…」
「いやー…ははは…はは…」
甦る悪夢。
思わず苦笑してしまった。
「そっ!それより、灯歌さんっ!今のうちに、夕飯食べに行きませんか。僕、お腹空いちゃって…」
「あはは。大崎さんってば、さっきバッティングセンターで頑張り過ぎですよぉ。全部フルスイングなんだもん。ふふふ。」
そうか、二人は朝からゲレンデを出発していたわけで…ライブが始まるまで、何してたんだろう。って――…バッティングセンター???
「灯歌ちゃん、大崎くんとバッティングセンター行ってたの?」
…あまりにもデートっぽくない…。
いや、同級生とかだったらいいけどさ。なんでこんな可愛い女の子をそんなとこに誘うんだ、バカじゃないの、大崎!?そんなに自分のカッコイイとこ見せたかったわけ?



