「ちょっと、大丈夫ですかっ!? あーあ、スープ零れちゃってますよ! あたし、ダスター持ってきますから!」
言うが早いか、キッチンに台ふきを取りに行った灯歌ちゃん。つくづく、仕事できる子だなぁ…。
「服、汚してないですか? コンソメだから、そんなに匂いは付かないと思いますけど―…」
ぼ〜っと突っ立ってる大崎くんを余所に、灯歌ちゃんは素早くテーブルを片付けていく。
おおっとぉーー!ここで灯歌ちゃん、汚れがついてないかチェックしたかったのか、大崎くんのシャツに手をかけたーーーー!?
「は…ひひひひひひーーーっ!?」
まるで、電気ショックを与えられたみたいにビクッとした大崎は、そのまま両手を上げてフリーズしてしまった。
「――… 大崎さん?」
胸元で、見上げる格好の灯歌ちゃん。
(多分、大崎の目にはアコ○のCMに出てきたチワワばりにウルウルお目めに映っていることと思われる)
ああ…………罪なシチュエーション…。



