S・S・S








「桃井。弁解があるなら聞こうか。何故、昼の中継コーナーは、スタッフにインタビューを?」



夕方、全ての放送を終えて。

センターハウスに、トウマの静かな声が響いた。



「や・だぁっ!トウマさんったらぁっ!こわーい!そんなに、怒るようなことじゃないじゃないですかぁ。

 だって…面白いかなぁって、思ったんです。サラちゃんも、びっくりしたでしょ?」




――…呆れた。反省の色もないなんて。



「なに、言ってんのよモモ…」


「だぁって。結局、この世界って“面白ければいい”ってとこ、あるじゃない?

 あたし的には、あそこで俊一くんからサラちゃんに告白したら、面白いかなぁって思ったから。

 サラちゃんだって、大好きな俊一くんと、公にカップル宣言できるチャンスだったのに、どーして断っちゃったの?

 もう、サラちゃんてば、ほんとに女子力、低レベルなんだからーー…」





――――ブッチン――――







あ、もうダメだ。



神様 仏様 大魔王様。


あたしを、お許しください。




「あ、おいサラ…」「サラちゃ…」「うわっ…」


みんなが、一斉に口をあんぐり開けるのを、

やけに冷静に見ていた気がする。