「はーい、モモに烈火さん、出演してくれたみなさん、ありがとうございましたー!
さて!明日以降は、もっと普通のコーナーになりますので!今日採用されなかったという方も、諦めずに!みなさんも、どしどし、参加してくださいねー!(笑)」
――…お… 終わった……
*
かくして、あたしの第2ラウンドは幕を閉じた。
やや強引な、幕引きだったかも、しれない。
その後の1時間余り
ハッキリ言って、妙なテンションだった。
なにを喋っていたのか、
もうあまり思い出せない。
ただ、漠然と……
“ちゃんとシュンくんに謝らないと”…って
それだけは、考えてた。
そして――…、モモ。
一日を終えての反省会で
この日、最大のミスを犯したモモは、吊るし上げを食らうこととなる。
ちょっと、かわいそうだったかもしれない。
でも、同情よりも、怒りの方が大きかったの。
あたしがどうこうじゃなくて。
他にも、真剣に告白をしようとして、エントリーしてくれてたお客さんが、いたんだ。
他にいなかったなら、ともかく。
スタッフ同士の恋愛をネタにする、なんて。
シュンくんも含め、
あたしたちは、あくまでゲレンデ側の人間だ。
優先すべきは、お客様の方なのに
せっかくの気持ちを、ムダにして。
―…そんなの、絶対に、許せなかった。



