S・S・S








―…マズイ…



「はーい♪そうなんです!記念すべき第1回めのお客さんは、この白川スノーリゾートの誇るイケメンスタッフ・俊一くんなんでぇーす★」


「やだなぁ、モモさん。僕はイケメンなんかじゃありませんよ。」




――…この流れは…





「―…それで、今回、俊一くんは誰に、どんな気持ちを届けたいんですかぁ?」

「あ、はい。えっと… いつも、ガラス越しに、彼女の頑張ってる姿を見ていて…可愛いなぁって、思ってたんです。」






――…やめて。





「でも、最近、見ているだけじゃ満足できなくて。」






――…あたし、どうしたらいいの?





「夜、寝る前には声が聞きたいし、朝起きたら、一番に会いたい。近くにいたら触れたいって思うし、春になってゲレンデシーズンが終わっても―…彼女と一緒にいたいんです。」


「うーん、それは…まさに、熱烈に!“恋”しちゃってますねぇ。それでは、俊一くん。告白を、どうぞ!」






――…ちょっと





「待っ……!」



あたしが立ち上がるのと
シュンくんが声を発したのは、同じタイミングだった。