「寂しかったー!トウマってば、雪山に篭っちゃうんだもん。局にいてもつまんないしー。もう、冬休みが待ち遠しかったよー!」
「灯歌、お前…また烈火さんに無理言って付いてきたんだろ。受験生じゃないのかよ、家で勉強してろよ。」
「いーやーでーすーっ!」
クスクス、と泉さんの笑い声。
「ああ、良かったわ。もう、ここのところ灯歌ちゃんがトウマトウマってうるさくて。」
あたし以外、みんな局の人間で。
仕方ないことなのかもしれないけど、途端、3人の世界になってしまって。
あたし一人だけ、仲間はずれみたいだ。
「あの……あたし、番組の準備がありますから…」
だから、さっさとその腕の中からどいてください、灯歌ちゃん。
あなたのことは嫌いじゃないんだけど、ざわざわと嫉妬の虫が疼いちゃうのよっ!



