「奏、今日はサンキューな」 「おー、トウマ、来たか」 あたし達が座る席の後ろのテーブル席に、トウマさんとサラさんがちょっと息を切らしながら座った。 たぶん、踊ってきたのかな? 「なんで…烈火さんが、、、」 「いや、そういう人だからだろ…trap推してるしな、あの人は前から」 なにやらあたしにはわからない会話を、トウマさんとサラさんは真剣に話していた。 「…これって、烈火さんに見られたら、、、まずいシチュエーション?」 「大丈夫だろ」 …逃亡者なの?!…違うか。