「じゃあ、そろそろ行こっか」 少し早いけど、先に美加とのショッピングもあるから、まだ空が明るいうちに美加の家を出た。 たくさんの専門店が並ぶ大きなショッピングモールに入ると、美加はキラキラと目を輝かせた。 「明はどうする?」 「え?なんのこと?」 「めーいー、、、まさか、招待されたライブに行くのに、贈り物買わないなんて言わないわよね?…江口さんに」 「み、美加は、松島に?」 「もっちろん」 …そっかぁ、、、贈り物、するのか。