大晦日…─── 今あたしはお店でレジ打ち中。 今日も、しっかり江口さんに送って来てもらった。 「バイト終わったら、連絡してね」 「わかってます」 昨日の出来事から、あたしはすでに立ち直っていて、朝、江口さんが玄関に迎えにきたときはびっくりした。 問題は解決したように思えたし、もう送り迎えも必要ではなくなってしまったと思っていたから。 視界の斜め下に映る、金の置物… お店のやわらかな光に反射して、今日も楽しそうにドラムを叩いている。 「江口さんみたい」