お互いの傷を見せられる、ただの理解者。 あたし達の間にはきっと、、、 そんな寂しいリズムしかない。 「さっきね、、、早坂に会ってきたの」 「えぇっ?!」 「それで、屋上で、無理やり…されそうになった」 「何を?!」 …いや、あの、それは勢いで聞いただけだよね? 「………。」 「えっ?!されたの?!」 …わかってるんかいっ! しかも飛躍し過ぎだよばかっ! 「されそうになった、って言ってるでしょ」 ホッと胸を撫で下ろす美加。 こっちの動作よ、いろんな意味で。