「じゃ、あたし帰るから」 クルリと身を翻して、あたしは早坂に背を向けた、、、 …それが間違いだったのか。 背後から伸びてきた腕に気付いたのは、がっちり腰にそれが巻き付いてからで。 「俺が好きなんだから、いいんだよ」 …よかねぇよ!ナルシストか、お前はっ! 「ここで、制服脱いでみる?」 「はぁ?!」 「俺、ずっとしたかったんだよね~、大槻と」 …変態かっ!キモいわ! 「女のお前が、俺の力に勝てると思うか?おとなしくヤられろよ」 …セクハラだぞこら、男女差別だ! て、違う違う。