のんびり歩く、あたし達のリズム。 砂浜は、あまり足音はしないけど、合わせなくても合うって感じで。 窮屈でも、なんでもなくて、、、 ただ、自然だった。 「見せたいものがあってさ」 「なんですか?」 「、、、あれ」 足元を見る目を上げると、目の前に、高そうなドラムセットが1つ置いてあった。 「あれって、、、」 「俺の」 …でしょうね。 「外で、聞きたいって言ってたでしょ?」 …まさか、、、 「聞いてね、俺の音…」