「だから、家でヤらない?」
名案よね??
なんて言って目を輝かせてる奈々先生。
「えっと・・・奈々先生の家でってこと
なんですか?」
あっ、食いつくところなんか違ったな・・。
後悔だわ・・・・・・。
光も・・・・・・、
「おい・・快李?」
なんて不安そうに私の名前を呼んでいる。
いや、それは勘違いじゃんか!!
「あのね、はっきり言うと・・・光と
私の実家よ?」
「はぁ?そんなとこでヤるなんてもっと
信じらんねぇだろーが!!」
「いや、安全よ!?」
「そんな問題じゃねぇから・・・・・・」
また争いが・・・・・・。
奈々先生・・大丈夫なんですかね・・・。
そのとき・・・・・・一本の放送が
学校中に響き渡った。
『保健の荒垣奈々先生。至急職員室に来て
ください』
しかも、
呼び出されたのは目の前にいる奈々先生。
あからさまに嫌そうな顔をしてる。


