「…………。」

急に静まり返った、輝(北川　輝)。

「どうしたの……？」

涙目になる、輝。
ズルいよね、輝って
こう言う相談って時だけ優しくて、素直で私を頼ってくる……。

「母さんと、父さん離婚するって。
父さんの浮気がバレて、母さんスッゲー怒ってた。
今も、何か凄いもめてて。
俺、そこに居たくなくて光ん家来たんだ……。
迷惑だよな•••」

私は、輝の頭の上に自分の手を乗せ頭を撫でてあげた。

小さい時からいつもそうだ。

私が輝の頭を撫でてあげたら小さく微笑んでかわいい_________ 。

「大丈夫。
私が輝についててあげるからね……
安心して。」

「サンキュ。」