「光ぃぃぃーーーーーーー!!!!!!」


今にも、飛びついてきそうな、
勢いで走りこんでくる、一人……


イヤ、一匹のお猿さん。


「ひかっりーーーーーーー!!!!!♪」


抱きついてくる前に、
即座に体を避けた。


「おぉぉ、鼻……鼻打った……鼻…。」


鼻を地面に思いっきりぶつけたらしい、敬徒は、涙ぐみながら、鼻と連呼し続けて鼻をさすっていた。


どんなに、加速つけて、
私に飛びかかろうとしてたんだよ、

コイツ……;;;


「敬、もうちょっと静かにしろよ…」

「なんだよー、佑だって、いつも廊下で走り回ってんだろーがふっ!?」


いきなり、佑君が敬徒の首に腕を回して、締め上げていた。。