トントン。

「輝、朝だよー!!」

「………」

輝の、部屋からは無反応。
何にも聞こえて来なかった…

「入るよ?」

ガチャ。

「っ!!!!?」

ドアを開けた瞬間、腕を引っ張られて、
輝の腕の中に抱きしめられていた。。

「輝…??」

「光…
お前を感じさせて……??」

「……ん??
どう言う事?」

「光。」

抱きついていた体が、ちょっと離され、輝の顔が近付いて来た。

「ちょっ!ス、ススススストップ!!!」

輝を押しのけようとしたけど、輝は男の子。

女の私がかなう筈が無い……

「光…」

あと数センチで唇があたると言う所で止められ、凄く恥ずかしい。。

「ひか…る……/////」

輝の名前を呟いた瞬間、唇を塞がれた。

輝の舌が私の口内を弄ぶ。

段々、深くなりつつ、酸素が足りなくなってくる…

輝の胸辺りを叩いても、弱めてくれる気配が無い。。


「プハッ!」

唇をやっと、解放された瞬間に、酸素を思いっきり、吸い込んだ。

酸素がちゃんと頭まで回っていないのか、意識がすごく朦朧としている。