コンコン

「燈輝。
輝、起きてリビングにいるよ??」

「うん。
今、降りていくね。」

燈輝は一歩、前に進むんだ。。

燈輝。
輝に真正面からぶち当たっておいで。

きっと…きっと……
不器用な輝でも分かってくるはずだよ。

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何分かリビングに行くのを止めていた私と光希。

「もぅ、そろそろ行ってもいいんじゃないか??」

「そうだね。
行ってみよっかw」

燈輝がリビングで輝と話に行ってから、30分近くは経っていた。

階段を降りてる途中で……

「兄ちゃん、大嫌いなんて言ってごめん…な…さい……」

「どうやら、ちゃんと言えたみたいだよ…??
姉ちゃん?」

「うん。よかった…
一件落着ってね☆」

「……;;
なにやってんだよ、姉弟揃ってそんな階段に座りこんでよ…www」

「「あら…??」」

何か分かんないけど、みんなで大笑いした。
みんな、最高の笑顔だった……


一人を除いて………