「それでさ、姉ちゃんが俺の事を言ってくれたんだ。。

“私の…大切な弟に逢たいですね…”
って俺だからさ、すっごく嬉しくて。。

姉ちゃん所行こうって決めて、ここにきたんだ……」

あっ、思い出した。
そっか、だから。。
光希はここにきたんだね…。

光希は男の癖に、俯いて涙を流していた…

でも、不意にそれを綺麗だと思ってしまった。

「ゴメン…
気付いてあげられなくて。。
光希のお姉ちゃん失格だね…」

「そんな事ねぇよ…
姉ちゃんは色々と俺にしてくれたんだから。。
俺は、姉ちゃんが俺の姉ちゃんで良かったって思ってるし…」

光希……
ありがと。
凄い嬉しい言葉をくれた気がした…

「じゃ、そろそろ寝るね?
光希もゆっくり休めば??
疲れてると思うしさ。」

「うん。
そうする…^ ^
お休み姉ちゃん。」

「お休み…」

そっとドアを閉めた。