ヒロがニッと笑う。 「エリが陽菜ちゃんの用意してっから大丈夫だ」 「お、そうか」 「けど、お前も思い切ったなー」 「まぁな」 「大事にしてやれよ」 「お前もな」 ヒロにセットしてもらい、逆立っていく俺の髪。 気分も乗ってくるってもんよ。