「ほー、大志、俺に逆らうのか?」 ゆっくり立ち上がり、 目を細めて拳骨を振り上げる。 いつもなら一目散に逃げるのに、 今日ばかりは、 「陽菜を大事にしろ!」 「してんじゃねーか」 「してない!優しくしろ!」